在宅(オンライン)秘書の仕事とは【徹底解説します】

リモートワーク 仕事

在宅秘書をやりたい人「在宅秘書ってどんなことするのかな?」

こんな質問に答えます。

在宅秘書のポイント

  • クライアントの仕事を理解する
  • クライアントの生産性を高める
  • 依頼された仕事+アルファのことをする
この記事を書いている私は15年間秘書の仕事をしてきて現在は在宅秘書をしています。

どんな仕事をしているかはオンライン秘書を探している方へ【ご依頼ページ】をご覧ください。

これから在宅秘書を始めたい人はこの記事を読んで参考にしてください。

2016年頃はスーツで秘書

2020年はトレーニングウェアで秘書です。

オンライン(在宅)でも仕事の質は落ちません。

むしろ出勤がない分生産性が上がっています。

在宅(リモート)秘書とは


事業が忙しくなってくると事務作業やマネジメントの一部を「誰かに任せたい」「事業に集中したい」と思う経営者やフリーランスがたくさんいます。

大手のように予算が多くない中小企業は秘書を社員として雇う余裕がありません。

そんな経営者やフリーランスのお手伝いをするのが「在宅秘書」なんです。

在宅秘書の仕事内容と働き方

在宅秘書の仕事内容は多岐にわたります。

「オンラインでできる事務作業全般」といったイメージですね。

具体的な業務内容

  • 資料作成
  • メール対応
  • リサーチ業務
  • スケジュール管理
  • 郵便物の発送作業
  • ブログ・SNSの代理投稿
  • 出張手配や宿泊先の予約

英語ができる方の場合には通訳や翻訳、英語でのリサーチが入ってきますね。

web関連に強い場合にはサイトへの投稿やデザイン加工、画像処理なども頼まれることもあります。

クライアントの喜ばれる在宅秘書とは広く浅くいろんなことができる人なんです。

必須条件としてはオンラインで仕事ができる環境が整っていることです。

「パソコンが苦手」
「ITは分からない」
「インターネットは嫌い」

という人にはオンラインでの在宅秘書の仕事は難しいかもしれません。

最低限必要なもの【ハード面】

  • パソコン
  • インターネット環境
  • 基本的なPCスキル

この3点は必須で場合によってはwebカメラ(パソコンに内蔵されていればOK)があると便利ですね。

最低限必要なもの【ソフト面】

  • ビジネスマナー
  • 調べる検索能力
  • コミュニケーション能力

ビジネスマナーに自信がない人はビジネスマナーの教科書をさらって読んでおくと良いかもしれません。

在宅秘書の勤務時間


基本的にはクライアントが動いている時間帯が勤務時間になることが多いですね。

コアタイムは10時~15時くらいで前後2~3時間くらい幅があるといった感じなので割と融通が利きます。

勤務時間の例

  • 9時~16時
  • 10時~15時
  • 10時~17時

週5日で働く人もいるし週2、3日で働く人もいます。

最初は少ない日数で始めてみて慣れてきたら少しずつ増やしていくといいかもしれません。

人によっては秘書チームを組む場合もあります。

チームを組む利点はお互いにカバーできるので仕事に穴をあけずに済むことですね。

在宅秘書のメリット・デメリット

メリット

  • 自宅で仕事ができる
  • 時間を有効に使える
  • 仕事の仕方で報酬が決められる

在宅秘書のメリットはなんといっても自宅で仕事ができることですよね。

通勤の必要がないので時間を最大限に有効に使えるのも効率的ですよね。

また慣れてきたら時給を上げることができますよ。

デメリット

  • 雇用が不安定と感じる場合がある
  • 勤務時間が不規則になりやすい
  • 相性が合わない場合仕事がしにくい

正社員ではないので仕事がなくなる不安を感じるかもしれません。

でももし契約が終わったとしてもまた新たに仕事を探せば問題ないかなと思います。

不安にならずに済む方法は自分のスキルを磨くこと。

スキルを磨いておけば自信を持てるので不安を感じることがなくなります。

また自宅で仕事をするといつでも仕事ができる環境になるので何時間でも働けてしまいます。
メリハリをつけることが大切ですね。

もしクライアントと相性が合わないと感じたらムリに仕事を受ける必要はありません。

なんかムリかも…と思ったら契約更新はしないで新しいクライアントを探すようにしましょう。

その方がお互いに幸せですよ。

在宅秘書の1日の流れ

在宅秘書の具体的な働き方を紹介します。

在宅秘書ケース①木村さん(34歳・子供1人小学生)の場合

会社員→結婚→出産を機に退職→在宅秘書スタート

雇用主:フリーランス(コンサルタント)
勤務時間:1日3時間 週3
業務内容:主にメール・問い合わせ対応

6:30 起床
7:00 朝食
8:00 子ども学校へ
8:30 家事全般
10:00 業務スタート
メールチェック20件ほど
10:30 ブログ問い合わせ対応7件
メール返信
12:30 ランチ
13:30 webへの問い合わせ対応5件
14:00 業務終了
雇用主へ業務連絡
15:00 買い物・家事
16:00 子供帰宅
17:00 夕飯準備
19:00 夕飯・片付け・団らん
22:00 翌日の業務確認

在宅秘書ケース②綱島さん(39歳・子ども小学3年生・年長)の場合

会社員→結婚を機に退職→第一子出産→第二子出産→在宅秘書

雇用主:中小企業(オンラインサポート)
勤務時間:1日4時間 週5
業務内容:メールチェック・問い合わせ対応・マニュアル作成

6:00 起床
7:30 朝食
8:30 子ども送り出し
9:00 業務開始
グループ3名の秘書にチャットであいさつ・メールチェック
9:30 メール返信
12:00 ランチ
朝食の残り
13:00 メール返信・マニュアル作成
14:00 業務終了
15:00 子どもお迎え&買い物
16:00 夕飯準備・家事
18:00 夕飯・片付け・団らん
23:00 翌日の業務チェック

在宅秘書ケース③山川さん(30歳・子ども1人1歳)の場合

歯科助手勤務→結婚→第一子出産→在宅秘書

雇用主:フリーランス(ECサイトの運営)
勤務時間:1日5時間 週5
業務内容:ECサイト運営(画像挿入・文章作成)

6:00 起床
6:30 朝食・子どものケア
8:00 業務開始
サイトにアップする写真整理
9:00 子どものケア
10:00 サイトにアップする文章作成
12:00 ランチ・子供ケア・家事
14:00 画像と文章アップ
16:00 業務終了
依頼主へ報告
17:00 夕飯準備・子供ケア
18:00 夕飯・片付け・団らん
22:00 就寝

在宅秘書ケース④水野さん(33歳・子ども1人3歳)の場合

アパレル勤務→結婚→第一子出産→在宅秘書

雇用主:中小企業
勤務時間:1日5時間 週2
業務内容:人事(採用)

7:00 起床
7:30 朝食・家事・子どものケア
9:30 業務開始
メールチェック・書類選考
11:00 依頼主とSkypeでミーティング
12:00 ランチ・子どものケア
13:30 候補者へメール連絡
面接日の確定
15:00 業務終了
16:00 買い物・子供ケア・夕飯準備
18:00 夕飯・団らん・家事
23:00 就寝

在宅秘書ケース⑤タカコ(43歳・子ども2人独立)の場合

結婚→第一子・二子出産→秘書→在宅秘書

取引先:出版会社・フリーランス
勤務時間:1日8時間 週5
業務内容:スケジュール管理、ブログ更新・英語リサーチ

7:00 起床
8:00 朝食・筋トレ
9:00 業務開始
・メール対応
・セミナー準備
・ホームページ・ブログ更新
11:30 ランチ・ウォーキング
13:00 英語リサーチ業務
14:00 メール対応
セミナー参会者へメール送信
メルマガ作成
18:00 業務終了
19:00 夕飯・団らん
24:00 メールチェック・就寝

在宅(オンライン)秘書はこんなひとにおすすめ

  • 自宅で仕事したい人
  • 海外在住の人
  • 出勤するのがイヤな人

在宅秘書の仕事は日本国内在住の人のみならず、海外在住の人にもできる仕事なんですよね。

時差の問題もありますが、できる仕事は多いんですよ。

また住む国によっては時給1,500円でも現地の価値としては上がる場合もあるので効率的に稼げることもあります。

在宅秘書(オンライン)はこんな人に向いている

  • 責任感がある人
  • 自己管理ができる人
  • 問題点を見つけられる人
  • 臨機応変に対応できる人
  • 報告・連絡・相談ができる人
  • ビジネスマナーが分かっている人
  • 分からない時自分で調べて解決できる人

だれからも管理されないので自分で自分を管理する必要があります。

業務をただこなすだけではなく、改善点を見つけて提案できればクライアントから喜ばれますよね。

与えられた仕事以外にも自ら動いてクライアントが仕事をしやすい環境を整えられれば、末永くクライアントともお付き合いできますよ。

コミュニケーションをとりながらクライアントが求めいてることをいつも考えるようにしていると、いい案も浮かんできやすくなります。

【保存版】秘書に向いている人【心得15選】未経験でも選ばれるでより詳細なことを解説しています。

在宅(リモート)秘書の報酬

クライアントによりますが「月給制」もしくは「時給制」で依頼される方が多いです。

時給制の場合平均時給は1,500円ほどですね。

フルタイムで仕事される方は少ないですが、時給1,500円の場合で毎日5時間週に5日仕事をしたら(20日間)15万円ほどになります。

ちなみに時給は上げることができます
頼まれている仕事にプラスアルファの付加価値をつけることで単価は上がりやすいんですよ。

例えば語学の能力が高い場合やIT関連の知識がある場合は特に単価が上がりやすいです。

翻訳は外注するとわりと高くて量が多いと10万円かかったりしますがこれを5万円で翻訳してみたり。
ホームページの作成見積で70万円かかるところを35万円で請け負ってみたり。

可能性とやり方は無限にあります。

経費削減もできていつも仕事をお願いしている人に頼めるのですからクライアントも嬉しいはずです。

時給を上げたい人は在宅秘書をしながらスキルを上げていくといいですよ。

単価を上げるプラスアルファの提案

  • web関連
  • 語学を磨く
  • 経営を勉強する

在宅秘書の仕事の探し方

最初から自分で営業するのは少し難しいと思うので「在宅(リモート)秘書代行会社」や「クラウドソーシングサイト」を使うと見つけやすいですよ。

在宅秘書代行会社は在宅秘書を雇いたい中小企業やフリーランスの方を紹介してくれるサービスを提供しています。

クラウドソーシングサイトは「仕事を依頼したい人」を紹介してくれるサイトです。

秘書だけでなくライティングやwebデザインなど様々な業種を紹介しています。

在宅秘書代行会社

  • フジコさん
  • キャスタービズ
  • ビズアシスタント
  • スーパー秘書

【決定版】オンライン秘書比較【フリーランスにおすすめの3社】で22社比較しているので参考にしてください。

クラウドソーシングサイト

ランサーズが初心者におすすめな理由【画像説明付き】で登録方法を紹介しています。

自分で探す

検索するときに【在宅秘書】【リモート秘書】などキーワードを入れればわりと件数多くヒットしますよ。

  • インディード
  • 求人ボックス

【まとめ】

最初の質問に戻ります。

在宅秘書をやりたい人「在宅秘書ってどんなことするのかな?」

基本的な業務

  • 資料作成
  • メール対応
  • リサーチ業務
  • スケジュール管理
  • 郵便物の発送作業
  • ブログ・SNSの代理投稿
  • 出張手配や宿泊先の予約

在宅秘書の仕事が理解できましたか?

基本業務がこなせるようになったらプラスアルファでスキルを磨いて自分にしかできないサービスを提供していきましょう。

在宅秘書はやり方次第で可能性を広げることができます。

自分の成長にもつながるので楽しみながら仕事できますよ!

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