【グルメの宝庫】ホーチミンが人気のある理由
ベトナムに興味がある人「ホーチミンって実はグルメの街だって聞いたけど、本当にそうなの?」
タカコ「ホーチミンには、安くておいしいものがたくさんあります。
どんなグルメがあるか紹介していきます。」
Twitterやっています。@takako1910
グルメの街、ホーチミンはこんなところ
ベトナムは、南北に伸びた形と国大きさ、そして気候や文化が日本とよく似ている国です。
年々増加し続ける人口は、2030年には1億4千万人を超えると予測されています。
日本を軽く超えますね。
平均年齢は若く、2019年度時点で平均約31歳です。(ちなみに日本は平均46歳)
アジアの新興国の中でも、特に急成長を続けている国の一つで、2019年度のGDP成長率は7.1%。長らく続いた戦争のせいで「世界の貧困国」と呼ばれていたけれど、それも過去の話です。
人種はキン族が最も多く、全体の80%を超えています。
無宗教の人が多いけれど、キン族の人の中には仏教徒が多いです。
キン族は家族を大切にし、特に母親に対する敬意を強く持っているんです。
公用語はベトナム語です。
1000年以上中国から支配されていた関係で、ベトナム語の語彙は今でも漢字に置き換えられるものが多くあるんですよ!
通貨の単位はドン(VND)で1ドン=約0.0047円(2020年1月28日現在)。
グルメ街、ホーチミンまでの行き方と市内での移動手段
東京からはフライトで6時間30分ほどです。
日本との時差は2時間で日本の方が進んでいます。
ホーチミンまではJAL、ANA、バニラエア、ベトナム航空、ベトジェットが運行していて、羽田、成田、関西、中部、福岡から飛んでいます。
到着してからの移動手段はタクシー(メーター制)やバイクタクシー(1キロ以内であれば10,000VDH 約47円!安!)が走っていますが、最近では配車アプリのGrabを利用する人が増えてきています。
タクシーより少し安い感じです。
バスもあります。
1回につきどこまで乗っても30円くらいでとても安いのですが、時間通りに来ません!
電車は長らくの間、建設され続けていますが、できる気配は一向になしなので期待しない方が良いです。
ベトナムグルメ!ホーチミンでよく食べられているもの
ベトナム人や観光客に人気のあるメニューはこんな感じです。
- 米で作られたライスペーパーを使った食材
- フォー
- バインミー
↑主にローカルフードですね。
食べ物ではありませんが、ベトナムコーヒーも現地の人、観光客ともに人気があります。
ベトナムコーヒーは、フランス製のフィルターでろ過したコーヒーとコンデンスミルクを一緒に飲むこーヒーなんです。
バインミーやフォーなど、屋台で買える関連のものは100円~230円くらいで買えます。
ただ全体的にサイズが少し小さめなので、足りない場合はフォーと串肉など、組み合わせて食べると良いと思います。
それでも300円くらいです。
ベトナムコーヒーはカフェでは180円くらいでコンビニでは30円くらいで買えます。
屋台のバインミーやさんで一番おいしかったのは、グエンチャイ37です。
炭火で焼いたつくねがゴロっと入ったバインミーですが、甘辛タレが絡んでおいしい!
混んでるときは4,5人の列ができているので並んで順番になったら買いましょう。
ここは、現地の人しか買いに来ていませんでした。
暑い国のせいか、あちこちにカフェがあるので(多分20メートルおきくらいにあると思います)休憩には困りません。
カフェやレストランでは、日本よりもWi-Fiが充実しているので過ごしやすいです。
食材にこだわる方には、オーガニック系レストランもあるので安心です。
価格帯は決して安くはありません。日本と同じですね。
こちらは品ぞろえも多く、使い勝手の良いスーパーです。
日系のスーパーもあります。
ただしこちらは日本の2倍くらいの価格帯設定です。
どこの国でも輸入食材は運送費があるので高くつきますね。
日系レストランはかなり充実していますが、おいしいところは限られています。
その中でもこちらの2軒は日本人からも評判の高いお店です。
グルメを楽しめるホーチミンの物価は安い
物価は全般に安く、特に野菜はスーパーの袋にパンパンになるまで詰めた状態で買っても、300円くらいです。
肉、魚は日本より少~し安いくらいでお米は5㎏で1,100円くらい。
物価は全般に安いとはいえ、安全な食材を選ぶとそれなりに高くつきます。(どこの国でも同じですね)
またベトナムにはベトナムシルクがあり、生地市場では豊富な種類の生地が販売されています。
例えばスーツは20,000円出せばフルオーダーで、上質な生地で仕立てててもらえます。
ブラウスやスカートも2,000円くらいから作れます。
ホーチミングルメ以外の気になる生活費(コスト)
ここでホーチミンで暮らした場合の1か月の滞在費の合計を出してみます。
合計14,700,000VND (約69,300円)/1か月
- 家賃 8,000,000VND(約37,700円)インターネット込
- 光熱費 500,000VND(約2,400円)
- 携帯電話 100,000VDN(約500円)
- 食費 1,600,000VDN(約7,500円)
- 交際費 3,000,000VDN(約14,100円)
- 交通費 1,500,000VDN(約7,000円)
病院にかかった場合、1回の診察で10,000円を超えることが多いのですが、保険に加入していればほぼほぼ戻ってきます。
企業に勤めていれば、保険代は会社が負担してくれます。
薬は日本よりかなり安く、処方箋がなくても買えます。
環境、治安、衛生面
昼間も夜も比較的安全です。
まれにぼったくりバイクタクシーが、歩いている観光客を見つけて営業している姿を見かけることがありますが、断ればしつこくされることはありません。
補足として絵画を売っているお店が多いのですが、裏通りで3,000円くらいで買えるものが、メイン通りでは6,000円くらいだったりするので、安く買い物をしたければ、何軒か見てから買った方が良いです。
街中では一日中、クラクションが鳴っている感じです。
交通ルールを守っている人の方が少ないので、道路を横断するときは気を付けるに越したことはありません。
1台のバイクに3人くらい乗るのは日常茶飯事で、最大で5人で乗っているのを見たことがあります。
最初は驚きますが、次第に慣れます。(笑)
観光客用ではないローカルレストランに行くと、ゴミが床に捨てられていたり、グラスにヒビが入っていたりなど、あまりきれいな感じがしないことがあります。
生水は飲めません。
水はスーパーでもコンビニでも売っているので買いましょう。
ホーチミンでは、暑さをしのぐために、軒先でプラスチックの椅子などに腰かけて座っている人や、日陰のベンチで寝ている人など、とにかく休憩している人が多いです。(特に男性)
環境面では、バイクの台数が多いので大気汚染は深刻で、バイク通勤している人は曇りの日でもサングラスをし、マスクを着用しています。
マスクは、日本のような使い捨てのマスクを使用している人もいますが、ホーチミンでは布製の大きなマスクをしている人が多いです。
柄のついたマスクがあちこちで売られています。
これは日本に帰国するときのばらまき用のお土産に重宝します。
15日以上の滞在ならビザの取得を
2020年現在、滞在期間15日以内であればビザは免状されます。
パスポートの有効期限が6か月以上あることと、前回のベトナム出国時から、30日以上経過していることが条件とされています。
ビザの取得に関する窓口は、東京渋谷区にあるベトナム大使館、大阪符堺市と福岡市博多区にある総領事館でとなります。
観光ビザ
観光や商用目的で、15日以上の滞在を希望する場合に必要となるビザです。
1カ月用と3カ月用があり、出入国が1回のみ限られるシングルビザと、複数回の出入国が可能なマルチプルビザの2種類があります。
申請時に必要な書類は、申請書(オンラインで記入・申請可能・プリントアウトした申請書に手書きでも良い、郵送申請も可能)、パスポート、証明写真です。費用は、1カ月のシングルで6,500円、3カ月のシングルで7,500円、1カ月のマルチプルで1万円、3カ月のマルチプルで1万4,500円(料金に関しては事前に確認をすることをお勧めします)。
それ以外には空港で到着した時に取得する、いわゆるアライバルビザもあります。
申請の際に必要となる書類は、申請書(空港のビザ申請カウンターで入手可能)、パスポート、証明写真そしてインビテーションレター(招聘状・現地の旅行代理店が発行する)で、インビテーションレターの取得にはUS$で25~50ほどかかります。
就労ビザ
ベトナムの企業で就労する外国人(DN)、外国企業の駐在員事務所・支店の代表者(NH2)、外国企業の駐在員事務所・支店で就労する者(NH3)、外国人投資家(DT)など就労する内容・場所などによって種類が異なります。
入国前に就労ビザを取得する場合は、労働許可書とインビテーションレター(招聘状)を取得し、大使館または総領事館で申請手続きを行います。
必要な書類は、パスポート、ビザ発給申請書、証明写真、とインビテーションレターです。
働きながら滞在ベトナム ホーチミンでの仕事
日経企業で働きたいベトナム人が多くいるため、日本語教師の需要が高まっており、足りないくらいです。また、エンジニアの需要も大変高いです。
日本語で「ホーチミン 求人 日本語」などで検索をかけるとヒットしますので試してみてください。
日本人を含め、海外からベトナムに来た外国人は、ベトナム語を話せない人が多いです。
ベトナム語は、買い物をするときに使う、金額や挨拶程度の会話ができれば、生活する上では問題ありません。
ベトナム ホーチミンで起業する
ベトナムでビジネスを行う場合、現地法人、駐在員事務所、支店などの形態が考えられます。
それぞれの概要をまとめました。
- 現地法人
ビジネスを行う上で、一番多く選ばれている形態で、設立可能な現地法人には、有限会社と株式会社があります。
有限会社の種類は2種類あり、出資者が1人の「一人有限会社」、出資者2人以上の「二人有限会社」があります。
一人有限会社は、個人でも法人でも設立できます。
株式会社は出資者が3名以上必要で特徴は、各出資者が自分の出資分を他者に、より自由に譲渡できる点にあります。
- 駐在員事務所
現地法人の次に多く選ばれている形態で、本社の出先であるため法人格は、持ちません。
駐在員事務所は、現地法人に比べて設立手続きが短期間に行えて低いコストで設立できることですが、本社が設立後1年以上経過していないといけません。
また駐在員事務所は活動内容が制限されており、売り上げを出す行為は禁止されています。
- 支店
法人格を持たず、委任を受けて代表機能を持ちます。
現地法人と同様の活動が可能ですが、支店開設が可能な業種は、ごく一部の業種に限られています。
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いかがでしたでしょうか?ホーチミンのグルメ情報と合わせて、現地の情報をお届けしました。
美味しいものをたくさん食べてきてください!
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