海外移住におすすめの国【タイ バンコク】を徹底調査 

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海外移住したい人「先々、日本を出て海外へ移住を考えているけど、どこの国がいいのかまだよくわからない。住みやすい国ってどこなんだろう?できれば物価が安くて食べ物がおいしいところがいいな…。」

Contents
  1. 海外移住先におすすめの国タイ バンコクってどんなところ?
  2. タイに移住したら普段どんなものを食べるの?
  3. 移住前に確認しよう、タイ バンコクまでの行き方と現地での移動手段
  4. 移住するなら絶対知りたい。タイ バンコクの物価
  5. 移住するなら知りたい。バンコクでの生活費
  6. タイへ移住するなら仕事も考えたい
  7. バンコクには日本企業が進出している
  8. バンコクで起業も可能
  9. タイ移住に欠かせない「ビザ」の取得方法
  10. ビザの申請方法
  11. まとめ

海外移住先におすすめの国タイ バンコクってどんなところ?

アジア諸国の中でも人気高いタイの首都、バンコクは1980年代頃から、タイ国内の投資が拡大したのをきっかけに発展してきました。

高層ビルやラグジュアリーホテル、巨大なショッピングモールが立ち並び、世界中から人が集まる国際都市として成長してきました。

特にタイ最大の都市である、バンコクはタイの経済の中心地のみならず、ASEANの経済の中心地でもあります。

人種はタイの国民の75%がタイ族で、宗教はほとんどが仏教徒で、街なかには仏教寺院が多数あります。

公用語はタイ語、通貨はバーツ(1バーツ=約3.54円 2020年1月29日現在)2009年度の調査で世帯平均所得は月3万7732バーツ(約10万円)で、一人当たりの平均所得はその半分とされています。

バンコクは熱帯地域に位置する関係で年間を通して気温は高く、最高気温は33℃前後、最低気温は23℃前後なんですよね。

5月から10月にかけては雨期で蒸し暑くて11月から2月にかけては乾季で涼しくなり天気の良い日が多くなります。

そして2月から5月にかけては、暑季で高温となって最高気温は40℃を超えることもあります。

タイに移住したら普段どんなものを食べるの?


タイ バンコクでよく食べられている人気のメニュー

  • カオマンガイ(味付きごはんに鶏肉がのってるもの)
  • おかゆ
  • トムヤンクン
  • パッタイ(焼きそばもたいなもの)
  • クイッティアオ(お米のラーメンみたいなもの)などでしょうか?

個人的には、カオマンガイは、毎日食べても飽きないくらい好きです。

移住前に確認しよう、タイ バンコクまでの行き方と現地での移動手段


東京から約6時間のフライトで時差は2時間ほどです。

スワンナプーム国際空港もしくはLCCを利用する場合はドンムアン国際空港を使用します。

バンコクまでは、JAL、ANA、ピーチエア、タイ国際航空、ジップエアで行くことができます。

羽田、成田、関西、大阪、名古屋、中部、福岡、仙台、札幌、千歳などから行けるのでアクセスしやすいですね。

航空券はできる限り、代金を抑えたいところです。

出発の時期や曜日によってはかなり抑えることができます。

(オフシーズンだったら安くなったり、日曜日出発は安かったりします)

現地での移動手段は主にバイク(1kmあたり17バーツ、約60円くらいです)、バイクタクシーと最近では配車アプリ「Grab」が主流になっています。

道路が込んでいるのでタクシーよりバイクタクシーの方が圧倒的に早いです。

移住するなら絶対知りたい。タイ バンコクの物価

全体的にみると、日本の三分の一くらいの予算で生活は成り立ちます。

バンコクの物価は上昇傾向にあるものの、日本の物価に比べればまだまだ安いと言えます。

例えばこんな感じです。

  • お米 5㎏で200バーツ(約700円)
  • 牛乳1リットル 50バーツ(約175円)
  • 卵10個80バーツ(約290円)
  • ミネラルウォーターが15バーツ(約53円)
  • 缶コーヒーが30バーツ(約110円)
  • ビールが40バーツ(約140円)
  • カップラーメンは25バーツ(約88円)

↓食について詳しく載っています。何度もタイに訪れたくなる内容です。

肉類に関しては、豚肉と鶏肉が特に安く手にはいります。

牛肉はまり需要がないため、売っているところも少ないですね。

(そしてあまりおいしくありません…)

肉の部類に入るか微妙ですが、カエルの丸焼きも売っています。

バンコクには、あちこちにスーパーがあるので、買い物には不自由しません。

現地の人から人気のあるスーパーはこちらです。

野菜、肉などは、市場(いちば)で買うと安く手に入ります。

特に朝市がおすすめです。

日本食が好きな人には、日本の食材が手に入るスーパーもありますょ!

価格は日本の2倍くらいしますが、(冷凍の)納豆や豆腐も手に入ります。

(冷凍食品が豊富。重いものを買ってもバイクで運んでくれます)

和食レストランもありますが、価格は決して安くはありません。

野菜、果物は特に安くおいしいものが買えます。

果物の価格は大体こんな感じ

  • マンゴー5個入り 40バーツ(約140円)
  • すいか1個40バーツ(約140円)

果物は熱帯地域の影響もあって、甘くておいしいものがたくさん手に入ります。

そして屋台があちこちにたくさんあるので、食べることでは苦労しません。

  • 焼き鳥 15バーツ(約50円)
  • カオマンガイ(味付きのご飯の上に鶏肉がのっかているもの)35バーツ(約120円)
  • パッタイ(タイ風焼きそば)30バーツ(約100円)
  • おかゆ35バーツ(約120円)
  • 露店のドリンク 25バーツ(約90円)などなど

移住するなら知りたい。バンコクでの生活費

1か月バンコクに滞在したときの生活費内訳です。

生活費内訳 (2018年11月) 合計 約52,000円

  • ホテル代(コンドミニアム)35,000円
  • 携帯代500円
  • 食費 7,000円
  • 交通費 5,000円
  • 美容室 1,500円
  • その他雑費3,000円

家賃については、英語のサイトではなく、タイ語のサイトで現地の知人に探してもらうともっと安いところを探すことが可能です。

またオーナーとの交渉によっては、破格で借りることもできます。

タイの不動産所有者の専門サイトもあるので直接オーナーとやりとりができます。

病院は日本語が通じないところがほとんどですが、器具や設備などの衛生面では問題のないレベルです。

お医師さんは、日本と同じで担当によってさまざまです。

↓タイへの移住方法について詳しく書かれているので参考になります。


また娯楽も充実していて、映画は1回あたり150バーツ(約530円)で観ることができます。

バンコクにはたくさんのマッサージ店がありますが、250バーツくらい(約900円)でマッサージが受けられます。

携帯代金は1か月で570バーツ(約2000円)くらいですが、格安SIMを使えばもっと抑えられます。

タイへ移住するなら仕事も考えたい

 

タイで仕事をするためには、ワークパミットの取得が必須となります。

ワークパミットとはタイの労働許可証のことで、外国人がタイで働くときに必要な許可証です。

しかし、以下の産業に関しては、ワークパミットの取得を免除される特例があります。

  • 近代自動車
  • スマートエレクトニクス
  • 健康観光
  • 農業
  • バイオテクノロジー
  • 次世代型加工食品
  • ロボット
  • 航空
  • ロジスティックス

また、バイオ、デジタル、総合医療への就労者、投資者、起業家の高レベルな人材はスマートビザを取得することができるので、ワークパミットは不要となります。

タイでは外国人の就業に関して法律で禁止されているものがあります。

タイで外国人の就業禁止の職業

  • 肉体労働
  • 農業
  • 畜産業
  • 林業
  • 漁業
  • 木彫品
  • 織物
  • タイ特産楽器
  • 仏像製造 など

バンコクには日本企業が進出している

バンコクには多くの日本企業が進出しています。

特に1960年代の高度経済成長前後には、大手企業がこぞって進出しました。

タイに進出してる大手企業

  • 本田技研工業
  • 三菱電機
  • 日産自動車
  • ダイキン工業
  • ブリヂストン
  • 横浜ゴム
  • 東京海上日動
  • 鹿島建設
  • 東急百貨店
  • 伊勢丹 など

現在ではバンコクでは1,700社ほどの日本企業が進出しています。

これらの企業進出にあわせてバンコク日本人学校の生徒数も増え続けています。

ということは、[su_highlight background=”#f4ff99″]日本企業への就職や、日本人学校への就職など[/su_highlight]も視野に入れることができますね・

バンコクで起業も可能

外国企業の進出形態は、現地法人、支店、駐在員事務所、統括会社の4つに分けられます。

現地法人

タイで会社設立する際に最も一般的な形態です。

非公開会社と公開会社があり、非公開会社は日本企業が多く採用する形態です。

株式の譲渡や資金調達に制限がかけられます。

公開会社は上場を目指す企業が採用する形態です。

株式や資金調達について制限がありません。

会社設立は、登記手続きとインターネット登記手続きの2種類がありますが、インターネット手続きはタイ語のみとなります。

約款は3人以上の名前を署名すれば会社の設立が可能です。

登記料は350バーツ。

記載内容は会社名、登記資本金、発行株式数、1株あたりの額面価額、『立目的、発起人の氏名、住所、職業、国籍、(各人が出資する)株式数、登記した事務所が所在する県名などです。

株式の引受完了後、発起人は設立総会を開催し、付属定款の採択、株式対価の支払いなどの承認を得ます。

そして発起人は事業を取締役に委ね、取締役は発起人と株式の引受人に、それぞれの株式に対する金銭の支払いを要求します(最低25%)登記料は5,000B(約1万7,700円)。

支店

業務範囲は現地法人と変わりません。

ただし外国人事業ライセンスの取得がしにくいので、あまり一般的ではありません。

駐在員事務所

営利活動(販売など)はできません。

現地の情報収集、本社との連絡のやりとりを行う非営利形態が基本となります。

2017年に駐在員事務所の設立手続きが簡略化され、必要書類を商務省事業開発局に提出し、不備なく受理されれば、企業登録番号が即日発行されるようになりました。

(以前は企業登録番号発行には事業ライセンスの取得が必須でした)

手数料も不要になり、金銭的な負担も軽減されています。

必要書類は、タイ国内でビジネスを行う外国法人の会計帳簿および帳簿記載必要書類の保管場所報告フォーム、外国法人の登記簿謄本、駐在員事務所責任者の任命状、責任者のパスポートコピーまたは申請代理人の国民証のコピー、申請代理人への委任状、駐在員事務所の地図です。

統括会社

海外に子会社を多数保有している企業が、ヨーロッパやアジアなど、地域ごとの統括をするための会社形態です。

たとえばタイを拠点として東南アジアに子会社や工場などを設立する場合に便利な形態といえます。

認定を受けるには条件があり、マネジメントサービス、テクニカルサービス、コンサルティング、材料調達等の支援サービスを提供している企業が対象となっています。

タイ移住に欠かせない「ビザ」の取得方法

観光以外の目的、30日以上の滞在を希望する場合はビザの取得が必要となります。

ビザ取得の窓口は、品川区のタイ王国大使館、タイ王国大阪総領事館、タイ王国名古屋名誉領事館です。2012年度から、「ビザ申請オンライン予約(VABO)」が導入されています。

こちらで予約手続きしてからの取得となります。

ビザの申請方法

観光ビザ

観光目的で、31日以上の滞在を希望する場合に必要となるビザです。

シングルと6カ月マルチプルがあり、1回の入国での滞在可能日数は60日以内となりますが、現地の入国管理事務所で延長許可申請をすることが可能です。

有効期間はシングルの場合、ビザ発行日より3カ月でマルチプルの場合、6カ月となっています。

観光ビザ申請に必要な書類

  • パスポート
  • ビザ申請書
  • カラー証明写真(4.5×3.5cm)
  • 航空券・ホテルの予約確認書コピー
  • 申請者名義の銀行残高証明書原本
    ※シングルエントリーの場合:
    ひとり2万バーツ(約7万400円)1家族4万バーツ(約14万800円)相当以上の残高
    ※マルチプルエントリーの場合:
    ひとり20万バーツ(約70万4,000円)相当以上の残高
  • タイへの渡航目的(入国目的)を説明した理由書
  • 職業を証明する書類(各発行から3カ月以内のもの)
    会社員は英文の在職証明書
    自営業は会社登記簿謄本
    学生の場合は在学証明書
  • 申請料金シングルが4,500円、マルチプルが2万2,000

留学ビザ(Non-Immgrant/ED)

私立または公立の教育機関における研究、公共団体、国有事業や国際機関における研究、または実地見学への参加、仏教学習または、航空専門学校における研究を目的としたビザです。

シングルエントリー(3カ月)とマルチプルエントリー(12カ月)があります。

留学ビザ申請に必要な書類

  • パスポート
  • ビザ申請書
  • カラー証明写真
  • 航空券または予約確認書のコピー
  • 経歴書
  • 入学許可書/招聘状
  • 日本の教育期間の推薦状(私学教育委員会などタイの所轄省庁発行の申請者名入り承認状)
  • 銀行残高証明書
  • レッスンスケジュール
  • 授業料の領収書
  • 語学を勉強する目的を英文で記入したレター
  • タイの住居を証明する書類(アパートの契約書など)
  • 申請料金シングルが9,000円、マルチプルが2万2,000

就労ビザ(Non-Immgrant/B)

就労を目的とするビザでシングルエントリーのみで、滞在可能日数は90日です。

申請者はタイ労働省で労働許可書(ワークパーミット)の申請を、入国管理局で滞在延長の申請をする必要があります。

パスポートの残存有効期間は、入国時に6カ月以上必要なので注意しないといけませんね。

就労ビザ取得に必要な書類

  • パスポート
  • ビザ申請書 カラー証明写真
  • 英文経歴書
  • タイの将来の雇用主からの英文招聘状(原本)
  • 経歴書
  • 労働許可書のコピー※以前タイで就労したことがある場合のみ
  • 身元保証書(身元保証人の氏名、住所、電話番号、申請者名、申請者との関係、入国目的、出発日、滞在期間、申請者の滞在中の行動を保証する旨を記す)
  • 身元保証人のパスポートコピー
  • 現地会社発行の雇用契約書、最終学歴の卒業証明書(英文)または最終雇用先からの在職/退職証明書
  • 申請料金9,000円

ロングステイ(Non-Immgrant/O-A)

満50歳以上の人が申請可能な、いわゆるリタイアメントビザのことですよね。

マルチプルエントリーのみで滞在可能期間は3カ月、その後1年更新することができます。

ただしタイ国内での就労は禁止されてるんですよね。

リタイメントビザ取得に必要な書類

  • パスポート(残存有効期間が1年6カ月以上のもの)
  • ビザ申請書 カラー証明写真
  • 経歴書
  • 航空券または予約確認書類
  • A.金融証明書(銀行残高証明書原本 80万B(約281万6,000円)以上が確認できるもの
  • B.年金証書原本(月6万5,000B(約22万8,800円)以上の受給を証明できるもの
  • C.銀行預金と年金証書原本の合算で80万B(約281万6,000円)以上が確認できるもの※A.B.Cのどれか1つ 英文の無犯罪証明書原本 英文の健康診断書(国公立病院が発行したもの)
  • パスポートの全ページコピー
  • 申請料金2万2,000円

まとめ

日本の経済状態や人口が減っていることを考えると、海外で暮らすことを視野に入れていくことも、幸せに暮らすための手段です。

この機会に、日本から出てみることを真剣に考えてみてはいかがでしょうか?

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