イギリス英語の強み・アメリカ英語の弱み【ヨーロッパで差が出ます】

英語

英語を勉強したい人「イギリス英語とアメリカ英語があるけど、どっちを勉強したらいいのかな?」

こういった質問に答えます。

本記事の内容

  • イギリス英語とアメリカ英語【どっちを学んだらいい?】
  • イギリス英語とアメリカ英語【こんな違いがあります】
  • 【イギリス英語を話す国】と【アメリカ英語を話す国】
  • イギリス英語は細かく分類される【階級制度が影響してます】
  • イギリス英語【まとめ】
本記事を書いている私は、中学生の頃アメリカに滞在し、高校生の頃にイギリスに滞在する機会がありました。
仕事では主にアメリカ英語を使っています。

イギリス英語を学ぶか、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

イギリス英語とアメリカ英語【どっちを学んだらいい?】

結論から言うと、イギリス英語を学ぶことをおすすめします。

理由は、イギリス英語を話す人口が多いから。

イギリス英語とアメリカ英語【こんな違いがあります】


イギリス英語は現在完了形の話し方をよくします。
アメリカ人は

I finished the homework.

といった表現を使いますが
イギリス人は

I have finished the homework.

という表現をよく使いますよね。

またアメリカ英語は、全体的に舌を巻いたRの発音が目立ちますが、イギリス英語はあまり巻きません。
アメリカ英語は、表現を簡単にしている言い回しが多く、イギリス英語はしっかり表現するイメージが強いですよね。
イギリス人と話していると、「May beは英語じゃないよ」と、言われたりします。(イギリス人はprobablyを頻繁に使います)
イギリス人の友達に言わせると、「アメリカ英語が英語じゃない」と言います。
アメリカ人の友達に言わせると、「イギリス英語は古い」と言います。
どっちの言い分もあります。

【イギリス英語を話す国】と【アメリカ英語を話す国】


最初に学んだのが、アメリカ英語だったせいもあって、アメリカ英語を使っていますが、世界的にはイギリス英語を使っている人口の方が多いんですよね。
過去にイギリスの植民地だった国は、イギリス英語を学んでいるので、イギリス英語を話す人が多かったりします。

イギリス英語を話す人が多い国

ヨーロッパ大陸のほとんどの国、アフリカ大陸のほとんどの国、アジアの南側(インドやバングラディッシュ、パキスタンやネパールなど)中国は場所によってはイギリス英語を話す人が多いです。あとオーストラリアやニュージーランドもですね。

アメリカ英語を話す人が多い国

日本や韓国もそうですが、南米、東南諸国ではアメリカ英語を話す人が多いです。

イギリス英語は細かく分類される【階級制度が影響してます】

ひとくくりに「イギリス英語」と言っていますが、イギリス英語って実は細かく分類されています。
階級社会が色濃く残っている国ならではです。
ロンドンに長めに滞在すると体感できますが、住む場所がちょっと違うだけで所属する階級が変わってきます。
ちょっと考えにくい部分ですが、革命が起きたこともなければ、戦争に負けたことがない国というには、こんなに古いしきたりが残っているのか?と驚きます。
この階級が変われば、話す言葉も変わります。

ロンドン西側では
IT労働者(テクニカルミドルクラス)の人たちが、多く住んでいます。
労働者階級は他にも新富裕層系労働階級(ニューアフルーエントワーカズ)
伝統的労働者階級(トラディショナルワーキングクラス)
新興サービス系労働者階級(エマージェントサービスワーカーズ)
非正規雇用者(プレカリアート)に分類されています。

ウエストエンド辺りには、管理職(エスタブリッシュトミドルクラス)の人たちが多く住んでいます。

そして全人口の6%しかいないエリート階級があって、全部で7種類に分けられているとBBCが発表していました。

BBC

階層によって話す言葉のアクセントも語彙も全く変わってきます。
コック二―はロンドンの下町言葉だったりしますが、上流階級の人たちは決してこういった話し方をしません。
コックニーの説明をしている動画があるのでご参考までに紹介しておきます。
1:00~辺りからコックニーの発音で話しています。

イギリス英語【まとめ】

最初の質問に戻ります。

英語を勉強したい人「イギリス英語とアメリカ英語があるけど、どっちを勉強したらいいのかな?」

学校でアメリカ英語は学びますが、

最終的にはイギリス英語を学ぶことをおすすめします。

イギリス英語圏には、たくさんの人が住んでいます。
その地の人を理解するために、言語の理解もしておくと、心を通わせた会話がしやすくなります。

イギリス英語をちょっと学んでみて、より多くの人とのつながりが、作れますように。

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