lとrの発音こんなに簡単【lは槍(やり)rは波をイメージ】
英語話したい人「l と r の 発音がなかなかうまくできません。うまく発音する方法は何かありますか?」
といった疑問に答えます。
本記事の内容
- lとrの発音の違い【発音記号で確認】
- lとrの発音の違い【lのしくみ】
- lとrの発音の違い【rのしくみ】
- 練習しましょう【lとrの発音を音で確認します】
- lとrの発音の違い【まとめ】
この記事を書いている私のパートナーは、英語圏在住歴24年、アメリカでオペラ声楽歴7年です。「アメリカ人に英語を教える日本人」として生計を立ててきたので、ネイティブ以上に英語のしくみを熟知しています。(動画で発音説明をしています)
lとrの発音の違い【発音記号で確認】
「lとrの違い」(発音記号)
light[lάɪt] vs right[rάɪt] load [lóʊd] vs road [róʊd] blouse [blάʊs] vs brouse[brάʊs]
舌の形を現わすと、こうなります。
lの舌
rの舌
「l」は舌先がとがった鉾(ほこ)になっている槍(やり) 「r」は舌全体が丸まっている波
日本語にはない発音ばかりなので、難しくて当然です。
なので理論ではなく体感を重ねて、ゆっくり焦らずひとつひとつマスターしていってください。
lとrの発音の違い【lのしくみ】
lのしくみ [əl]
- 分解すると[ə] [l]、重要なのは[l]
- 発音:舌先の使い方が大事(先ずは音を出さずに動きをマスター)
- 舌先を上前歯に押し付けて溜めを作るイメージ
- 貯めた分のエネルギーで舌先をジャンプする感じで反動で元の位置に戻す。(舌先=地面に着いた足の裏、舌=ジャンプする足)
- 息を吐きながらやってみる
- 吐息(音)を出しながらやってみる
leader, slowly, Joel [dʒóʊəl]
lとrの発音の違い【rのしくみ】
rの仕組み[r]
- 分解すると[ə] [r]、重要なのは[r]
- 発音:舌全体の使い方が大事(唸る)
- 口のならで舌を丸める(サーファーが乗る波の形をイメージ)
- そのまま口を少し開けていくと自然に型が形成
- 息を吐きながらやってみる
- 吐息(音)を出しながらやってみる
• remember, raven, dream
練習しましょう【lとrの発音を音で確認します】
「始める前に」
焦らずやっていきましょう。「音に慣れる」
- 違いを聞き取ること(体感)
- 母音や子音などを理解して、発音の物理的なしくみを理解する(理論)
- 経験と知識を融合させて練習(実践)
日本人は理論どまり(一人でできるから)の学習が好きですが、理論より体で覚えた方が覚えやすいし、忘れません。YouTube動画だったら、聞くだけなので恥ずかしさがないので、何度も再生して視
覚的にも慣れることができます。実践してみましょう。
lとrの発音動画です。
すぐに見たい人は(3:00~)
lとrの発音の違い【まとめ】
最初の質問に戻ります。
英語話したい人「l と r の 発音がなかなかうまくできません。うまく発音する方法は何かありますか?」
舌の形で考えると
「l」は舌先が鉾になっている槍 「r」は舌全体が丸まっている波
lのしくみ [əl]
分解すると[ə] [l]、重要なのは[l]
rの仕組み[r]
分解すると[ə] [r]、重要なのは[r]
動画を繰り返し見て、実際に何度も発音練習して、体で覚えましょう。
1度身に付けば、忘れることはありません。
英語らし英語を話して、海外でもスマートな英語を話せるといいですね。
次回は[th]について解説します。
人気のある記事: